人間は自由の刑に処せられているらしい

って隣の家のサルトルくんが言ってた

【ふるさと納税】鶴巻温泉 陣屋 宿泊記【還元率最大30%】

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こんにちは、ビビドットです。 今回は東京から約1時間の所にある鶴巻温泉、陣屋に宿泊してきました。 去年のふるさと納税の返礼品です。

ふるさと納税情報

今回自分が利用した返礼品のふるさと納税はこちらです。 寄附金額387,000円で露天風呂付和洋室(逸品会席)2名のプランです。 2月21日時点でHPから予約すると2名宿泊で税込107,800円~114,400円なので現時点での還元率は27%~29%ぐらいです。 furunavi.jp

1名での宿泊や、貴賓室、会席料理がより豪華なプランなどもあります。

一点、返礼品として宿泊券を選ぶ場合は有効期限が6ヶ月と短いのでご注意ください。 ふるなびトラベルのポイントに変えると還元率30%で有効期限なしなのでこちらもオススメです。 furunavi.jp

予約方法

宿泊券に書いてある連絡先に電話します。宿泊券下部の番号と名前を確認されます。 自分はあらかじめHPで客室が空いている日を探しておいたので予約はスムーズでした。 宿泊券はチェックインの際に渡すので忘れないようにしてください。

チェックイン

到着すると、入り口の前で男性スタッフが待っていて太鼓を叩いて出迎えてくれました。 旅館ですがフロントは和風のホテルっぽい感じです。写真は撮り忘れました😥

ロビーの椅子に通され手続き等を行い、お茶と和菓子を頂きました。 f:id:vividot:20220221193903j:plain

部屋

今回宿泊したお部屋の名前は梅枝(うめがえ)です。 2018年5月にリニューアルオープンされており、全体的にとても綺麗でした。

まず本間10畳と広縁です。人間が映り込んでたのですみません…。 また、広縁の横にある冷蔵庫にはサービスとしてお茶やビールなどが入っていました。やったぜ。 f:id:vividot:20220221192648j:plain f:id:vividot:20220221193000j:plain

本間の横にベッドルームがあります。 ちなみに本間とベッドルームの間の襖?が高さ165cmぐらいしかなくて筆者は結構つらみがありました。 f:id:vividot:20220221193039j:plain f:id:vividot:20220221200528j:plain

お待ちかね露天風呂はベッドルームの隣にあります。 みんな大好き檜風呂。ただ、広さと換気の関係かシャワールームの方が檜の匂いが強いです笑 f:id:vividot:20220221191726j:plain f:id:vividot:20220221191845j:plain

ちなみに風呂はゆったりサイズで183cmの筆者が足を伸ばしてもこれだけ余裕があります。 f:id:vividot:20220221192042j:plain

露天風呂付きの客室に泊まるのは人生で4回目ですが、とても満足度は高かったです。 また、客室がカードキー&オートロックで、フロントに繋がる電話が黒電話だったのが印象的でした。

食事

宿泊プランでは、通常価格35000円の夢浮橋会席と16000円の逸品会席がありますが、今回は逸品会席にしました。

献立はこんな感じ。いくつか画像付きで紹介します。 f:id:vividot:20220221194142j:plain

最初に出てきた七福七運。「七福七運は、運を招くために『ん』のつく食材を7つ使っております」みたいな解説付きです。ありがたい。 f:id:vividot:20220221200955j:plain

お造りの皿が可愛い。 f:id:vividot:20220221201131j:plain

焼物。 f:id:vividot:20220221201235j:plain

釜炊きご飯。釜ごと来ますが、残した場合はおにぎりにしてくれます。 いつも思いますが会席料理は量が多くて死にそう。 f:id:vividot:20220221201738j:plain

また、朝食はこんな感じ。 f:id:vividot:20220222000158j:plain f:id:vividot:20220222000207j:plain

館内

館内には武者鎧や刀などの展示があります。 f:id:vividot:20220221235837j:plain

チェックアウト

11時チェックアウトです。朝食食べるのに時間がかかってしまったので、別料金ですがレイトチェックアウトすればよかったなと思いながらドリンク代を精算。 ちなみにロビーから見える川の鯉は冬眠して固まってました。 f:id:vividot:20220222000651j:plain

チェックアウトが終わると敷地の外までお見送りしてくれます。 庶民なのでフロントでさよならしたい気持ちがあったりなかったり。

また、男性スタッフが外にいて、陣太鼓を叩いてくれます。 行きと帰りで叩き方が異なるらしいです。

最後に

お見送りしていただいた際に聞いたのですが、5月下旬から6月には敷地内の小川で蛍が見れるらしいです。 実は宿泊券もう1枚あるので、次回はその頃に行きたいですね。

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クリプトで人生変わった話(2020,21年の振り返り)

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はじめに

あけましておめでとうございます、ビビドットです。 去年は人生が大きく変わった年でした。

本題の前にビビドットのバックグラウンドを少し話しておくと、2020年2021年は高専から大学に編入して大学院に進学し、大企業に就職するという人生のロードマップの途中でした。 なんなら就職が人生のスタートラインだと思っていた節もあります。

ただ、Ethereumに出会い、のめり込むことで経済的にもそうですが、人生観だったりも結構変わった気がします。

なので、忘れないうちに振り返りをしたためておきます。 ちなみに、儲かる話は書いていません。 こういうブログは、いずれ黒歴史になるんでしょうね!ハハッ

~2020年12月

Ethereumについて興味がありましたが、日本語の情報があんまりなかったので2019年11月からHashhub Research(当時の名称は違いますが…)を購読して読んだり読まなかったり。 実際にクリプトにまとまったお金を投下したのはコロナショックの時で、そこからちょっと時間があいてAxieを始めました。

当時Axieで稼げる額は大した額ではなく、次第に興味はDeFiに移っていくことになります。 特にdeg.eth (@DEG_2020)さんが管理しているコミュニティでは皆さんからたくさん勉強させていただきました。 コミュニティのDeFiチャンネルにいつもいたまめだい / mamedai (@0xmamedai)さんはDeFiの師です(非公認)。

2020年12月~

ビビドット昔からいるぜぇ?みたいな雰囲気を醸し出していますが、実はTwitterを真面目に動かしはじめたのは今から1年とちょっと前です(アカウントとしては10月からありましたが)。 世田谷リーマン (@Blockch21722219)さんが退職エントリ書くか迷ってるみたいなツイートをしていて「読みたいです!」ってリプを送ったのが全ての始まりでした。 当時の僕は楽◯天に就職したかったんですよね。いや、今もしたいかも。 社交辞令かもしれませんが「知り合いいっぱいいるから紹介するよ!」みたいな返事をいただき「じゃあ、真面目にツイートしていくか…」と。 世田谷リーマンさんがそのツイートをしていなかったらビビドットは存在していないかもしれません。

また、今JPYCでCISOを務めているFumihiro Shindo (@crysis44k)さんが自分を初めてフォローしてくれた人であることは今でも覚えています。 フォロワーいなかったら面白くないので、たぶん何もツイートしてなかったでしょう。 そんなこんなで、だんだんクリプトと、ビビドットへの人生のリソースの投下具合が増えていきました。

2021年1月~

この頃の自分はbotを真面目に取り組んでいました。時間軸的には卒論が終わって少し余裕があった頃です。 きっかけはフロントランニングされて損した悔しさからでした。

botというと色々な種類がありますが、自分がやっていたのはDeFiにおけるオンチェーンの歪みをとることに近いです。 大した原資のない若造がお金を増やすにはコレしかない!と。 今は人が増えたので簡単に稼ぐことは厳しいですが、当時は1トランザクションで300万円とか稼げた事もあって脳汁がドバドバ出ていた気がします。

その後、NFTバブル(春)がありました。 Mask Jiro (@interest_about)さんがHashmasksについて頻繁にツイートしているので、気になって話を聞いてみなければ今頃僕は何をしていたんでしょうか。 当時、NFTの界隈でbotの知見がありそうな人はTXを見る限り世界で数人しかおらずお金拾いチャンスがゴロゴロ転がっていました。

また、NBA TopShotのパックを買うためにみんなで深夜まで起きていたのが、もはや数年前のことのように感じます。これは純粋に楽しかった。

2021年4月~

学部を卒業し、修士1年になるので就職のことを意識しなければなりません。 それでHashhubさんの求人をふと見たところ要件に「Researchで既に配信されているレポートと同クオリティのレポートが書ける」と書いてあって…何か記事書いてみようかなあとツイートしたところに、既にリサーチャーとして活躍されていたDa-🦇🔊∞@HashHub (@otukarehitoiki1)さんからリプが。

自分は基本的に願望とか目標とかの言語化まではよくするんですが、実行まで辿り着くことは少ないんですよね。 背中を後押ししてくれたDa-さんには非常に感謝しています(今Da-さんがHashhubにいるのなんかオモシロ)。

そしてビビドットとして初めて書いたブログがFei Protocolについてです。 なんでこんなFeiに詳しいかというとリウェイトで儲けてたからです、ブログ名の伏線回収完了。 vividot-de.fi

それから3ヶ月でいくつか記事を書きました。 記事を書くと、プロダクトの理解も深まるし手っ取り早く承認欲求も満たせるしで良いことしかありませんでした。

ただ、自分の中で記事に求めるクオリティが段々上がっていって少し辛かったです。 特にGelatoの記事とUniswap v3の記事を書いて、これ以上クオリティの高いモノを書くの無理だな…と独り、壁にぶつかっていました。

また、少し戻って4月はじめには情報共有を軽くする会に誘っていただき、メジェメジェ君 (@MMmedjedMM)ひよっこ (@hiyokko_crypto)さん、tarumikei.eth (@tarumi_kei)さん、ねこむい (@misatoha)さんと情報共有を始めました。 それぞれ造詣が深い分野があることは言うまでもなく、非常に刺激を受けたことは間違いありません。教えてもらったFCFSのIDOをbotで荒していたのは良い思い出。

2021年7月~

BAYCからNFTバブルが始まりました。春のバブルがもはや塵に見えるほどのバブルです。 僕は残念ながら、春の終わり際に逃げ切れず利益を10ETHほど減らしたこと、BAYCの絵が好きじゃないこと、Gutter Cat Gangのmint時間が予定より早まって早起きしたのにmintできなかったこと、などなどからバブルに乗り遅れてしまいました。

そんな時にTwitter NFTの一件が。 詳細は個別の記事を読んでいただければと思いますが、ざっくりまとめると僕の大好きなTwitterがNFTを出したので100万円出して買ったという内容です。 hide.ac

また、前述のようにDeFiの記事を書くことに壁を感じていたので、ブログのネタとしてビビドットガチャを作りました。 たくさんの方に楽しんでもらえて嬉しかったです。 vividot-de.fi

そんなこんなでNFTを触っているうちに、またNFT熱が自分の中で高まり、リソースを投下するようになります。 春のバブルがボンディングカーブで失敗したことを反省し、一律の価格での販売がメジャーになったので買ったNFTが何でも値上がりする時代でした。 オンチェーンbotに取り組んでいた自分が有利なのは言うまでもありません。

また、NFTのコントラクトがデプロイされたのを通知するツールだったり、インフルエンサーのアドレスの動きを通知するツールだったり、メタデータを見てレアを意図的にスナイプするツールだったりを自作することで有利に動くことができたのは良かったです(今はnansenなどに同様の機能があります)。 ただし、そのせいで気は休まらず、朝8時に寝て昼の13時に起きてパソコンに張り付くみたいな生活を続けていました。

この頃は修士でやっていた研究を学会に出すために論文を書いたり学部時代の論文を英訳したりしていたので死ぬほど忙しかったです。 今考えるとどうせ大したことやってないので、この辺は切り捨てるべきでした。 生活狂いすぎてたぶん寿命3年は縮みましたね。

2021年10月~

ETHが上がりはじめてNFTから資金が抜け始めました(資金が抜けてるといっても依然としてホットではありますが)。 NFTのmint botに対策がされるようになってからはpunksの売買でちまちま稼いでましたが、資金の抜け具合を見て最後に15ETH損切りした判断、我ながら素晴らしいです。

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上段が買い履歴、下段が売り履歴

わざわざDMで煽ってきたルーカスくん、見てる?

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その後は、大学院も一段落して、抱えてたpunksも売って、パソコンに張り付く時間が減ったので色々考えていました。 もっと人間関係を大事にしよう、とか。そんなこと考えながら熱海旅行行った直後に振られたんですけどね。

これはウキウキで写真をツイートをしてたビビドット。

まあ色々思うことはありますが、今年クリプトに注力できたのも人間的にちょっとは成長できたのも相手のおかげなので感謝しています。

その後、1ヶ月と少し虚無を送り、研究に忙殺され、損益計算を終えたのが大晦日です。 本ブログでは特に転機のきっかけとなった方の名前をいくつか挙げさせていただきましたが、勿論それ以外にもたくさんの方にお世話になりました。 冗長なブログになってしまうので割愛せざるをえないのは心苦しいですが、本当にありがとうございました。

これからしたいこと

冒頭で述べた通り、自分は高専卒(情報系)からの大学編入(情報系)なので、情報系の知識――そしてモダンな知識ではなく、アーキテクチャだったりレガシーな知識――が多く、ブロックチェーンとは大変相性が良かったです(既にブロックチェーンの最先端は情報系の最先端ですが、触りとなる根幹の技術は古典的な意)。 ただ、その代償として、俗に言う「教養」だとか価値観の形成に必要な知識だとが抜け落ちているのが人間として致命的です。

また、自分は生き急いでいる節があるので、2022年は自分に足りないモノを少しずつ補完していきたいと思っています。 具体的には、色んな本を読みたいし、たくさん旅行したいし、英語もペラペラになりたいし、プログラミングも精進したいし、EIP全部読んでみたいし、お金も稼ぎたいし、DeFiで浦島太郎になった分をキャッチアップしたいし、細マッチョになりたいし、普通自動車免許取りたいし、色んな人に会ってみたいですね。

あれ、生き急いでる?

まとめ

この1年、自分は非常に幸運だったと感じます。 TwitterやDiscordでの巡り合わせ、コロナの流行。 Axieに飽きていなければDeFiを触ることもなかったし、DeFi周りでbotに取り組んでいなければNFTでも稼げていなかったし、DeFiの記事を書くことに行き詰まっていなければNFTにもう一度足を踏み入れることもありませんでした。 1年間死ぬほど頑張ったことは間違いないですが、いくつもの幸運が重なった結果です。

最後に、NFTがこれから普及することは確信していますが、個人的な知的好奇心はまたDeFi周辺に戻りつつあります(3対7ぐらい)。 年初と比べるとDeFiでぶん回せる資金も1桁多くなりましたし。 決して驕ることなく、2022年も頑張っていきたいと思います。

P.S.

NFTガチャで超レアな奴(50ETHとかで売れる奴…!)を1回も引いたことがないので絶対幸運じゃないわ